新型コロナウイルスの影響で、在宅しながらお金を使う「巣ごもり消費」が増加し、ECでは多くの業種で売り上げが伸びているといわれています。ファッション業界についても、店舗での売上が減少する一方、EC事業では売り上げが伸びているという報道も目にするようになりました。
しかしながら、ファッション関連は、外に向けて自分を表現したり、人に見られることを意識して購入する方も多いはずです。外出の自粛が続くなか、人々の服装への興味関心は変化しているのではないでしょうか。
「スウェット」「トレーナー」など、楽に着られるイメージのカテゴリのワードも全体的に増加しており、昨年の平均と比較すると約3倍でした。また、Tシャツ類も平均2.5倍と伸びていました。外出自粛、在宅勤務で快適に過ごす服装として、探されていることが読み取れます。
また、パジャマやルームウェアも取り扱うECでは、パジャマ関連のワードの検索回数も約3倍となりました。自粛や運動不足、環境の変化などが生活リズムに影響している方もいるのではないでしょうか。免疫向上や感染予防のためにも、睡眠に対する意識が変わってきているのかもしれません。